輪奈天鵞絨 極上絹手袋
¥19,800
保温性に優れていることから着物のコートに重用されてきたビロード生地。
その中でも、「本輪奈ビロード」と呼ばれるビロード生地を使用致しました。
一般的な起毛素材のベロアなどが人工植毛による毛羽立ちであるのに対し「本輪奈ビロード」は、 経糸にループ状の膨らみを作るため、緯糸に加え銅線を織り込んでいます。
製織後に銅線を抜き、輪奈状に織り込まれた膨らみが空気層を作り、保温性に優れた生地が完成します。 数ある絹織物の中でも、とても手の込んだ織物です。
古くは「天鵞絨」と表記されており、16世紀、ポルトガルとの南蛮貿易で 日本にもたらされたと言われております。
染める前の白いビロードがまるで、白鳥(天鵞)の羽の光沢や感触にも価いするという意味から、 「南蛮 伴天連 天鵞絨 (なんばん バテレンビロード)」と呼ばれ、時の権力者に珍重されました。
今日では滋賀県長浜にわずかに残る織元がひっそりと織る希少な織物です。
本製品「輪奈天鵞絨 極上絹手袋」は、絹の審美性・希少性や光沢感に加え、 吸湿性、放湿性、保温性の他に静電気防止効果もあります。
掌にはカシミア混のウールニットを仕様し、ごわつきがなく手によくフィットします。 国内髄一の手袋専門縫製工場で、丁寧に縫い合わせしております。
掌部分をウールニットにカシミアを織り込む事により、保温性と柔らかさを高めました。ニット素材為、手によくフィットします。 指先には導電糸を縫込みスマートフォンに対応させ、日本国内の縫製工場で丁寧に縫い合わせております。
■サイズ:全長:約26cm
手囲い:約20cm
■柄:市松紋様
■カラー:ブラック
■素材:甲 シルク100%(ビロード)
掌 ウール60%、カシミア20%、ナイロン20%
■生産国:日本製